- 眠そうなのに寝ない
- ぐずぐずと不機嫌なことが多い
- 抱っこしてもギャン泣き
- 寝かしつけに1時間以上かかる
- 夜泣きが続いている
そんな困りごとの原因の一つとして、赤ちゃんの「疲れすぎ」が隠れていることがあります。
疲れすぎかどうかを判断する目安になるのが「活動時間」です。
この記事では活動時間の考え方や月齢ごとの目安、疲れすぎを見分ける方法を解説します。
活動時間とは
活動時間とは、赤ちゃんが目を覚ましてから次に眠くなるまでのおおよその時間のこと。「赤ちゃんが機嫌よく起きていられる時間の目安」と考えてもいいでしょう。
この時間は厳密なものではなく個人差があります。また、同じ赤ちゃんでも体調やその日の活動量によって多少変化します。
なぜ活動時間が大切か|赤ちゃんは疲れすぎると眠りにくくなる
「人間は疲れたら勝手に寝る」と思われがちですが、赤ちゃんに限っていえば、その考え方は少し違います。
疲れすぎると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。その結果、
- ハイテンションになる
- 眠いのにうまく寝付けない
- 眠りが浅くなり、やっと寝てもすぐ起きる
といった状態になってしまいます。
寝ない赤ちゃんを「もっと疲れさせれば寝るだろう」と思って起こし続けるのは逆効果。眠くなるタイミングを逃さずに寝かせることが、安定した睡眠につながります。
月齢別:活動時間の目安
文献や睡眠メソッドによって活動時間の目安は多少異なります。以下は私が睡眠相談で実際に使っている目安です。

活動時間いっぱいまで遊ばせてから寝かしつけを始めるのではなく、少し前から眠る準備を始めるイメージです。「活動時間が終わる頃には眠っている」のが理想です。
活動時間と同じくらい重要な「眠いサイン」
活動時間は「そろそろ眠くなる頃かも」という予測や、「この不機嫌は疲れすぎかもしれない」という検証にも役立ちますが、いま赤ちゃんが眠そうかどうかは「眠いサイン」も併せて判断します。
[眠いサイン]
- 目をこする
- あくび
- 顔を保育者にこすりつける
- ぼーっとする
- おもちゃに興味がなくなる
[疲れすぎのサイン]
- ハイテンションになる
- ぐずる
- 泣く
赤ちゃんは疲れすぎると眠そうになるのではなく、逆にテンションが上がったように見えることがあります。
活動時間を参考にしながら眠いサインがないかを観察し、疲れすぎる前に眠りに誘ってあげましょう。
活動時間の「落とし穴」
活動時間はとても役に立つ指標ですが、大きな落とし穴もあります。
それは、数字ばかりを気にしてしまうこと。
「活動時間で寝かさなきゃいけないから外出できない…」
「まだ時間になっていないから寝かせるのは早い」
「活動時間を過ぎているのに赤ちゃんが寝ない!やばい!」
「活動時間を守ること」が優先になると生活の幅は狭まり、窮屈になってしまいます。活動時間はあくまで目安であり、子どもにとっての「ちょうどいいリズム」を知るためのヒントです。
活動時間を知ると、赤ちゃんの「なぜ?」が見えてくる
実際、活動時間を知ると、いままで「原因不明」だった困りごとの「理由」が見えてきます。
◎活動時間を知る前
「夕方になるとギャン泣きでどうにもならない…」
「今日も寝ぐずりがひどい…うちの子寝るの下手なのかな…」
↓
◎活動時間を知っていると
「活動時間をかなりオーバーしちゃったから、疲れすぎで寝づらくてギャン泣きしていたんだな」
「今日は盛大に寝ぐずりしたな〜!外出であまりお昼寝できなかったからかも。明日は予定がないから、少し早めに寝かせてみよう」
このように、活動時間という目安があることで、困りごとの原因を推測したり対策を立てたりすることが可能になるのです。
まとめ
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 活動時間は、赤ちゃんが機嫌よく起きていられる時間の目安
- 赤ちゃんは疲れすぎると、かえって寝つきにくくなる
- 活動時間は数字を守るためではなく、赤ちゃんのリズムを知るために使う
- 活動時間だけでなく、眠いサインも併せて判断する
スムーズな入眠には活動時間だけでなく、毎回同じ流れで眠りへ導く「ねんねルーティン」も欠かせません。
ねんねルーティンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【ねんねルーティンとは?|赤ちゃんが安心して眠るための習慣】
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