赤ちゃんがスムーズに眠るためには、「眠りやすい環境」や「活動時間」など、いくつか大切なポイントがあります。そのひとつが、眠る前の切り替えを助ける「ねんねルーティン」です。
この記事では、ねんねルーティンについて詳しく解説します。
ねんねルーティンとは
ねんねルーティンとは、毎日寝る前に行う「決まった流れ」のこと。
例えば、照明を少し暗くする、絵本を読む、スワドルを着る、「おやすみ」と声をかけるなど、毎日同じ順番で行うことで、赤ちゃんは「これから寝る時間なんだ」と少しずつ切り替えられるようになります。また、「毎日同じ」ということが、赤ちゃんに安心感を与えます。
ルーティンを作るポイント
ルーティンは毎日行うものなので、無理なく続けられる内容にすることが大切です。長く複雑な流れにすると親の負担になったり寝る時間が遅くなったりするため、シンプルな流れを意識します。
また、「授乳や抱っこ」と「消灯」の間にワンクッション入れることも重要です。完全に寝落ちする前に寝床に入り自分で眠りにつく経験を重ねることで、少しずつ「寝る力」が育ってきます。
[ルーティン作成のポイント]
- 10分前後で終わるシンプルな内容にする
- 興奮するような激しい遊びは避ける
- 毎日同じ順番で行う
- 親子ともに負担なく続けられるものにする
ねんねルーティンの例
ここにあげたものはあくまでも一例なので、パジャマを着るタイミングや、「絵本」「今日あった楽しいことを言う」の部分をアレンジしたりして、自分たちにとってしっくりくるものを見つけましょう。
◎寝返り前(新生児〜4ヶ月頃まで)
授乳→ゲップ→絵本を一冊読む→スワドルを着る→寝床に置く→消灯
◎寝返り以降(4ヶ月頃〜)
スリーパーを着る→ 絵本を一冊読む→寝床で「おやすみ」と声かけ+ハグ→消灯
◎幼児期
歯磨き→パジャマを着る→寝床へ→今日あった楽しいことを3つ言う→「おやすみ」と声かけ+ハグ→消灯
ねんねルーティンは「続けることで効果が出てくる」
方法が決まれば、あとは繰り返すのみ。
一貫性をもって続けることで、ルーティンは本物の「習慣」になっていきます。
実際の睡眠相談でも、とくに低月齢の赤ちゃんだと「絵本を読んでる間ギャン泣きです」「見てるか見てないかよくわかりません」など最初は半信半疑な方が多いですが、他の対策と合わせてルーティンを続けることで効果を実感していくことがほとんどです。
幼児期からルーティンを取り入れた場合も同じ。最初はルーティンを嫌がったり遊びたくなって興奮したりすることもあります。しかし、子どもと一緒に楽しめる簡単なルーティンを決め、毎日同じ流れで繰り返すことで、少しずつ「この後は寝る時間」という切り替えができるようになります。
「もっと絵本読んで!」「もう一回お水!」など、寝る前に追加の要求が出ることもありますが、その場合もルーティンとして決めた流れを基本にして、毎回同じ対応をしていきましょう。
まとめ
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- ねんねルーティンは、赤ちゃんが眠る前の切り替えを助ける「決まった流れ」のこと
- 長く複雑にせず、毎日続けられるシンプルな内容にする
- 「授乳や抱っこ」から「消灯」までにワンクッション入れることで、自分で眠りにつく力が育つ
- 繰り返すことで「眠る前の習慣」になっていく
ねんねルーティンは、赤ちゃんの睡眠を整えるための土台のひとつです。
「寝かしつけに時間がかかる」「夜中に何度も起きる」など、睡眠の困りごとはルーティンだけでなく、環境や活動時間など複数の要素が関係しています。それについては、以下の記事をご覧ください。

